●●●●●第11話●●●●●

タ「そういえば、今日は雛祭りか・・・といっても俺は男だから関係無いなぁ」
こ『ええぇぇ・・・じゃあお雛様飾らないの?』
タ「飾らないよwww」
リ『このみは雛あられと甘酒さえあればよろしいのではありませんの?』
こ『な、なに言ってんのさ!・・・それはあくまでついでとして欲しいだけで・・・(///)』
タ「う〜ん、あげてもいいけど、単にそれだけってのもなぁ・・・そうだ!」

・・・10分後・・・

タ「(・∀・)ニヤニヤ」
こ『ちょっと!なにさこれ!!』
リ『どうしてワタクシ達がこのようなこと・・・』
タ「せっかくだからお雛様飾らないとねwww」
こ『だからってなんでボクらが雛人形代わりになんのさ!』
リ『しかも、お内裏様がいませんわよ!?』
タ「いいんだよ、二人がカワイイからこれでwww」
こ『え?カ、カワイイ?(///)・・・ふんっ!そ、そんなこと言ったって別に・・・(///)』
リ『嬉しくなんかありませんわよ!?(///)・・・やんっ・・・そんなに見つめないで・・・下さい(///)』

●●●●●第12話●●●●●

か『もぉ、毎朝毎朝電車混むわねぇ』
タ「しょうがないよ、都心に近いんだし」
か『これなら、時間かかっても前の家から通う方が楽だったわよ』
タ「じゃあ前の所に戻ったら・・・」
か『それじゃ別府君と一緒に通勤できないでs・・・きゃあ!』
ガタンッ
タ「うわっ、急に揺れが・・・椎水さん、大丈夫!?」
か『う、うん・・・え?』
ムニッ
か『ちょっと!なに密着してんのよ!!(///)』
タ「わっ、ご、ごめん・・・」
か『大体、なんで車両の隅に私を追いやってアンタが塞いでんのよ!』
タ「だって、こんな満員電車に椎水さんみたいな女性が乗ってたら間違いなく痴漢にあうから・・・」
か『な、なによ!ガードしてるっての!?・・・ふ、ふんっ!じゃあもっとちゃんとガードしなさいよね!!(///)』
ピタッ
タ「いや、そんなにくっついたら・・・(///)」
ムクッ
か『・・・アンタ・・・盾になる役目のくせにロンギヌスの槍を構えてんじゃないわよ!(///)』

●●●●●第13話●●●●●

か『はい、できたわよ』
タ「わぁ、美味そうな鍋!」
か『今度こそまともなんだからね!?(///)』
タ「今回はミコト、このみとリナと一緒にマリオブラザーズに熱中してるからねw」
か『マリオとルイージがひたすら邪魔をし合ってるようにしか見えないのは気のせいかしら・・・』
タ「まさか。きっと仲良く遊んでるんだよ・・・じゃあ呼んで来よう。おーい!3人とも、できたよ!」
こ『わざと下から突き上げてノコノコを避けられなくするなんて卑怯じゃないか!』
ミ『勝負に卑怯もくそもあるか!最初に"POW"を全部崩すキサマが悪いんだ!!はっはっはっ』
タ「・・・遊び方間違ってるよ・・・とにかく鍋できたから食べよう」
か『じゃあ、別府君の器貸して。よそってあげるから』
タ「いや、それぐらい自分で・・・」
か『遠慮すんじゃないの!・・・はいっ』
タ「あ、ありがとう」
こ『むっきー!ボクのも入れてよ!!』
か『はいはい・・・ほらっ』
こ『なんで汁だけなのさ!』
か『注文多いわねぇ・・・あ!リナ、なにやってんのよ!!』
リ『なにって、タカシが豆腐熱いままでは火傷するから羽で扇いで冷ましてあげているだけですわよ』
リ『もうっ、本当にタカシは世話が焼けるんですから・・・(///)』
か『むかっ!ミコト!!アンタなんで妨害しとかないのよ・・・ってアンタまでなにやってんの!?』
ミ『ビールを注いでるだけだ・・・こ、このバカが手酌しようとしていたからな(///)』
ミ『手酌がみっともないから仕方なくだぞ!?べ、別に進んで世話しているわけでは・・・(///)』
か『嗚呼・・・私に味方はいないのね・・・(´・ω・`)』
タ「まあまあ・・・鍋美味しいよ?椎水さんも食べようよ」
か『そんなとってつけたように褒められたって嬉しくないわよ!プンッ』
タ「ホントに美味しいんだって。毎日食べたっていいぐらい」
か『ま、毎日!?(///)そ、そんな・・・(///)』
タ「椎水さんの手料理を毎日食べられる男って、幸せなんだろうなぁ」
か『や、やだっ(///)・・・別府君さえよければ・・・その、私・・・(///)』
タ「ホント幸せだよ。いやぁ、幸せだぁ!ヒック」
か『・・・え?・・・なんか様子がおかしく・・・』
こ『へぇ・・・ビールにブランデーと老酒と日本酒の原酒を混ぜたらタカシって酔っ払うんだ。新発見』
タ「あっはっはっ!幸せだなぁ!!うぃ〜・・・」
か『チャ、チャンポンで酔っ払ってるの?・・・じゃあ、さっき言ってくれたことは・・・』
タ「手料理フォーーーーーー!!!」
か『うるさいわね!この酔っ払い!!・・・もう知らないっ!!!(///)』
か『
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) >>タカシ
                』
タ「ワッショーイ・・・」

●●●●●第14話●●●●●

タ「リナ、ワーグナー聴きながら読書なんて・・・"我が闘争"でも読んでるの?」
リ『違いますわよ!・・・ワ、ワタクシのイメージって一体・・・(´・ω・`)』
リ『大体、タカシの本棚にそのような本無いではありませんの!』
タ「それもそうだね・・・じゃあ何読んでるの?」
リ『太宰治の"人間失格"という本がありましたので、人間のことをこれで学んでみようと・・・』
タ「いや、それを教材にされると激しく偏った認識になるからやめて・・・(汗)」
リ『では、こちらの山川純一著"ウホッ!!いい男たち(ヤマジュン・パーフェクト)"を・・・』
タ「もっとダメwww」
リ『では、どの本であればよろしいんですの?』
タ「そうだなぁ・・・"マリア様がみてる"なんかどうだろう」
リ『・・・変態ですわ(///)』
タ「冗談だよwww・・・ま、色々あるから好きなの読んでよ」
リ『意外と読書家なんですのね・・・と思ったら、ほとんど開いた跡の無い本ばかりですわ』
タ「そ、そのうち読もうと・・・」
リ『"そのうち"という言葉ほどあてにならないものはありませんわ。結局読む気ありませんのね?』
タ「う・・・」
リ『そのようなことですから、部屋は片付かない、貯金は貯まらない、出世しない・・・』
リ『本当にダメ人間ですわね、タカシは』
タ「今日はやけにツンだくだね・・・」
リ『ベッドの下に隠してある雑誌ばかり念入りに読んだ跡がある、タカシがいけませんのよ!?(///)』
タ「うわぁぁぁぁ!今度こそちゃんと隠したつもりだったのにぃ!!orz」
リ『プロポーションなら、あんな人間の女より・・・ブツブツ・・・(///)』

●●●●●第15話●●●●●

ミ『何やってるんだ?かなみ』
か『ケーキ焼いてんの』
ミ『ほぅ、タカシのためにか?』
か『ち、違うわよ!(///)・・・私が食べたいからっ!!』
か『余ったら仕方なく別府君におすそわけするかもしれないけどね!!!(///)』
ミ『タカシの好きなチョコレートケーキにしたのは・・・』
か『うるわいわね!偶然よ、偶然!!(///)』
か『・・・って、なんでアンタが別府君の好みを知ってるわけ?』
ミ『え?・・・あ、いや、たまたま聞いたんだ、たまたま(///)』
ミ『最近はミルクレープが気に入ってるらしいなんてことは、ワタシは知らないからな!(///)』
か『・・・裏切り者』
ミ『なにがだ!?べ、別にワタシはタカシのことなどなんとも・・・(///)』
か『ふんっ!とにかくケーキ焼けたから別府君のとこに持って行くわよ!!』
ミ『・・・結局タカシにやるのが前提だったんじゃないか・・・』

・・・タカシ宅・・・

タ「う〜ん、椎水さんにケーキおすそわけしてもらったのはいいんだけど・・・」
タ「ケーキってホールケーキ丸ごとの状態で余るものなのかな・・・?」
こ『こんな大きいの、タカシ一人じゃ食べきれないよね?・・・ジュルッ』
リ『このみ、よだれ・・・』
タ「もちろんこんなには食べられないから・・・俺はこれぐらいでいいや」
こ『の、残りは?・・・ジュルルッ』
タ「椎水さんに返してこよう」
こ『工エエェェ(´д`)ェェエエ工!そんなのないよ!!うわぁぁぁぁぁん!!!タカシのバカァ!!!!』
リ『マジメな話、返された方が困りますわよ?』
タ「うそうそwww丸かじりしていいよ」
こ『イヤッッホォォォオオォオウ!タカシだ〜いすきっ!!』
リ『一度ケーキにダイブするのが夢だったのですけれど・・・よろしいかしら?(///)』


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