●●●●●第21話●●●●●

タ「今日は平和だなぁ」
こ『なに地球防衛軍みたいなこと言ってんのさ』
リ『タカシの日常なんて、どうせなんの波風も無いではありませんの』
か『そうよ、穏やかな心休まる日々でしょ?』
ミ『安寧秩序というやつだな』
タ「・・・いや、あなた方と出会ってからというもの波乱万丈の連続なんですが(汗)」
長『よし、平和ボケを解消させてやるとするかの』
タ「わっ!」
こ『ちょ、長老様!?』
リ『どうしてまた直接このような所に・・・?』
長『お主らに伝えねばならぬことがあるのでな。このみ、リナ・・・お主らの任務は終わりじゃ』
こ『えっ!?』
リ『お、終わり・・・?』
長『うむ。人間界の調査はもうせんでよい』
こ『そんな・・・任務が終わりということは・・・』
リ『フェアリーランドに帰らなければなりませんの・・・?』
タ「そ、そんな・・・」
長『なんじゃ?帰るのが嫌なのか?ここを離れたくないわけでもあるのかの?』
こ『そ、そんなわけ・・・(///)』
リ『あるはずがありませんわ・・・(///)』
長『ふふふ・・・わかりやすいのぉ、お主ら』
長『残念ながら、お主らにはまだここに留まって貰わねばならぬ』
こ&リ&タ『「ほっ・・・」』
か『で、でも任務終わったんでしょ!?じゃあなんでまだここに・・・』
長『うむ・・・実はの・・・』
タ「実は・・・?(ゴクッ)」
長『フェアリーランドはこの国と国交を結ぶことにした』
ALL『「えええええええええ!!??」』
長『それで、今この国の首相と会って、調印式を終えてきたところじゃ』
タ「仕事早っ!」
長『そこでこのみとリナに新たな任務なのじゃが・・・』
こ『新たな任務!?』
リ『それは一体・・・』
長『フェアリーランド大使として、引き続きここに駐在して欲しいのじゃ』
こ『大使!?』
リ『ワタクシ達が!?』
長『そうじゃ。大使館はこのままこのタカシ宅ということにする。面倒じゃからの』
タ「ちょwwwそんな簡単にwwwww」
長『どうせ大使の仕事と言っても、面倒なことが起きたらタカシに押し付けるだけじゃからの』
タ「なんちゅー無責任な・・・orz」
か『そうよ!そんなことになったら・・・』
長『・・・何かお主が困るのか?』
か『え?・・・べ、別に困るわけじゃ・・・(///)』
か『・・・邪魔者が消えなくて残念なんて、思ってないんだからね!?(///)』
ミ『・・・』
タ「ミコト・・・どうしたの?さっきから沈んでるみたいだけど・・・」
ミ『沈んでなどいない!・・・元々ワタシは人間界征服の尖兵として魔界から遣わされたんだ・・・』
ミ『これで、フェアリーランドにとっても敵になったわけだろう・・・ふん!煮るなり焼くなり好きにしろ!!』
タ「ミコト・・・そんな・・・」
長『そうじゃ、ミコト。言い忘れておったが、お主の政治的亡命もついでに認められたからの。この国での永住権もあるぞ』
ミ『・・・え?』
長『お主はサタンの所をクビになったのであろう?ではもう魔界とは無関係じゃからのぉ』
ミ『じゃあ・・・ワタシは・・・』
長『この国に住むことが認められたのじゃから、後は好きにするがよい』
タ「良かった!・・・あれ?でも、これじゃなんだかこれまでと状況は・・・」
長『うむ、特に変わらんの』
タ「わ、わーい・・・」
こ『ちょっと!なんで笑顔が引きつってんのさ!!』
リ『これまでどおり平和な日常が続くのですわよ?何が不満ですの!?』
タ「ま、少なくともこれからも退屈はしないで済みそうだね・・・」
か『当たり前でしょ!退屈なんかさせないわよ!!(・・・もっとドキドキさせてやるんだからっ!!!///)』
ミ『ふんっ!覚悟しろ・・・"魔性"というものがどんなものか教えてやる!(///)』
タ「お、お手柔らかに・・・(汗)」
こ『・・・とにかく!ボク達は大使なんだからそれなりの処遇をしてもらわないとね』
リ『そうですわ、なんといってもフェアリーランドを代表して駐在するのですから』
タ「それなりの処遇って・・・?」
こ『ひまわりの種10%増量!』
リ『アーモンドチョコを週3回に!』
タ「・・・はいはい」
こ『なにさその適当な返事は!プンプン』
タ「わかりました、今後ともよろしくお願いします。大使様www」
ナデナデ
こ『わっ・・・ちょっと(///)・・・ボクは大使なんだから、頭なでるのは・・・はぅぅ(///)』
Fin.


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