妖精ツンデレ
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚)第3部(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)

●●●●●第1話●●●●●

タ「そういえば、この国とフェアリーランドが国交結んでからしばらく経つけど、全然他の妖精さん見ないね」
こ『そりゃそうだよ』
リ『大使であるワタクシ達が移民希望者を止めていますから』
タ「え?なんで止めてるの?」
こ『・・・そ、それは・・・(汗)』
リ『まだ、その・・・インフラが整っていないというか・・・(汗)』
タ「ふーん・・・色々あるんだね。頑張って、大使さんw」
ナデナデ
こ『ちょ、ちょっと・・・大使様の頭を気安く撫でないでよぉ・・・はわわ(///)』
リ『大使のお仕事ぐらい、どうってことありませんわよ!(///)』

こ『(これ以上フェアリーが移民してきたら・・・)』
リ『(ライバルが増えて大変ですもの・・・///)』

●●●●●第2話●●●●●

こ『タカシぃ・・・』
タ「ん?どうしたの、このみ」
こ『お腹痛い・・・』
タ「え!?また拾い食いしたのか!?」
こ『・・・違うよ!バカッ!!』
タ「じゃあ陣痛かなぁ・・・どうしよう・・・リナは助産婦の経験ある?」
リ『ありませんわよ!・・・というかこのみが身篭る理由に心当たりでもありますの?(ギロッ)』
タ「いや、俺には心当たり無いぞ!誰の子なんだ!?このみ」
こ『陣痛でも無いってば!そもそもまだ子作りしたことないよ!!(///)』
タ「・・・へ?」
こ『あ・・・いや、その・・・(///)』
こ『う゛・・・大声出したら余計痛くなった・・・あいたた・・・』
タ「だ、大丈夫!?・・・正露○飲む?」
こ『うん・・・』
ポリポリ・・・ゴク
こ『ふぅ〜、ちょっとマシになってきたみたい』
リ『くさいですわ・・・』
こ『しょうがないじゃんか!薬のにおいなんだから・・・』
タ「くんかくんか・・・確かにくさいな」
こ『ちょっと!レディのにおい嗅いどいてそりゃないでしょ!?うわぁぁぁん!!』
タ「冗談だよwwwお腹さすってあげるからしばらく安静にしといてよ」
サスリサスリ
こ『わっ!や、やめ・・・あはは!くすぐったいってば・・・ちょwwwダメwwwあはははははwwwww』

●●●●●第3話●●●●●

リ『あら?なにかしら、この紙・・・えっ!?・・・そ、そんな・・・』
リ『タカシ!た、たたたたたた大変ですわ!!』
タ「どうしたの?リナが慌てるなんて珍しいね」
リ『こ、これを・・・』
タ「ん?この紙がどうかしたの?」
リ『その・・・右下に書いてあることを・・・』
タ「右下?・・・ああ、これか」
タ「不許可である!」
リ『ええ!?そ、そんな・・・ひどいですわ!横暴ですわ!!鳥頭ですわ!!!』
タ「ダメったらダメ!・・・まったく、リナまでこのみみたいなこと言うようになってきたなぁ」
リ『失礼な!このみと一緒にしないでいただきたいですわ。ワタクシはもっと考えて言ってますわよ!?』
タ「とにかくダメ!」
リ『シクシク・・・せっかくアーモンドチョコが近所のスーパーで特売ですのに・・・(´・ω・`)』
タ「チラシ入る度に買ってたら買いすぎだよwwwそうでなくても買い置きがこの暑さで溶けそうなのに」
リ『溶けたら溶けたでチョコレート風呂ができるではありませんの!少しは頭使えませんの!?』
タ「頭の問題なの?(汗)・・・あ、でもリナのチョコレートフォンデュはいいかもねw」
ジュルッ
リ『・・・タカシ・・・そのよだれはどちらの意味ですの・・・?』

●●●●●第4話●●●●●

課「椎水君、今度新しく取引することになったこのメーカーの製品、ちょっと担当してくれないか?」
か『えっ!?私が担当ですか!?・・・そんな・・・今までアシスト業務しかしたこと無いのに』
課「バーロー!手が空いてる人間が今いないんだよ。別府でも勤まってるんだから大丈夫だ」
か『そ、そんなこと急に言われても・・・まあ別府君でも勤まってるんだから大丈夫かな』
タ「(´・ω・`)」

か『う〜ん、引き受けちゃったけど、私に営業担当なんかできるかなぁ・・・』
か『まあでも、既に担当決まってるんだから売り込みしなくていいし、商社の人間として伝言だけしてればいいわよね。』
か『それにあの別府君でもやっていけてるんだから!楽勝楽勝♪』

・・・数日後・・・

か『う゛〜・・・なんなのよあのメーカーの購買担当!ムカつく!!』
タ「なんか大変そうだね・・・」
か『まったくもう!私に専門用語言ったってわかるわけないでしょ!?』
か『PCって言ったらパーソナルコンピュータで、ABSはアンチロックブレーキシステムじゃないの!?』
か『ポリカーボネートとかアクリロニトリルブタジエンスチレンとか知らないわよ!』
タ「いや、材料の名前ぐらいは知っとかないと・・・」
か『そんなの成型屋に言えばいいじゃない』
タ「それじゃ商社の立場が無いよw・・・外注先とメーカーの間に立って色々調整するのがうちの役目なんだからさ」
か『だって、理系じゃないんだからそんなの知ってるわけないし・・・』
タ「まあ、気持ちはわかるよ。俺も最初は全然知識無くてよく怒られたし」
か『・・・確かに前はよく別府君電話口で謝ってたわね』
タ「見てたのかorz・・・でもちょっとは勉強したから、今はなんとか話についていけてるけどね」
タ「良かったら俺が勉強した本貸すよ。これなら素人にもわかりやすいし」
か『本?・・・なにこれ、ボロボロじゃない・・・こんなのよく人に貸そうって気になるわね。アンタバカぁ?』
タ「ご、ごめん・・・(汗)」
か『(こんなにボロボロになるまで勉強したんだ・・・仕事中はそんな様子無かったし・・・仕事終わってから?)』
か『ホントに・・・バカなんだから・・・』
タ「え?ど、どうしたの・・・?」
か『なんでもないわよ!(///)・・・仕方ないから借りてあげるわ!!ありがたく思いなさいよね!!!』
タ「あ、ありがとう・・・(汗)」

・・・1ヵ月後・・・

か『もしもし、ツンデレ産業の椎水ですが・・・いつもお世話になっております』
か『あの部品の金型の件ですけど、半月前倒しOKです・・・はい、大丈夫です。納期には間に合いますので』
か『え?・・・いえ、そんな・・・お礼には及びません。それがうちの仕事ですから(ニコッ)』
ガチャッ
課「だいぶ慣れてきたみたいだな」
か『ええ、まあ私にかかればチョロイもんですけどw』
課「バーロー!最初は右往左往してたくせに。・・・まあこれで別府の苦労も少しはわかっただろう」
か『そ、それはまあ・・・(///)』
課「そんな別府は今椎水君の苦労を味わっているとこだがな」
か『へ?私の苦労??』
タ「う〜・・・椎水さんアシストしてくれなくなったから伝票処理自分でやらなきゃいけないけど・・・」
タ「なんでこんなにあるんだ・・・全然終わらない・・・orz」
か『ふんっ!ちょっとは私の苦労がわかった?( ̄ー ̄)ニヤリッ』
タ「うん、いつもこんなにたくさん伝票処理してくれてたんだね。ありがとう」
か『わかればいいのよ、わかれば。(でも、そんなに伝票って多かったかしら)・・・あっ!』
タ「え?何??」
か『・・・私の分と課長の分の伝票もそれ混ざってる・・・』
タ「なるほど、それで多いわけだ。いやぁ納得納得・・・って、通常の3倍あるんじゃないか!多過ぎるはずだよ!!」
か『ご、ごめーん・・・えへっ』
タ「なにその全部俺がやらないといけないの確定な笑顔・・・(´・ω・`)」
か『まあまあ、お礼にコーヒーでもおごったげるから』
タ「どうせ自販機の紙コップで70円のやつじゃん・・・」
か『うっさいわね!文句あるっての!?』
タ「いえ、ありませんです・・・」

課「(なんで俺の分は不問なんだ、バーロー!・・・て、手伝ってやったって良かったのに・・・)」

・・・10分後・・・

か『はい、コーヒー』
タ「ありがとう・・・あれ?自販機のやつじゃない・・・もしかして、淹れてくれたの?」
か『わ、私も飲みたくなったからついでに淹れただけよ!(///)』
タ「・・・ありがと・・・ズズ・・・うん、美味い!テーレッテレー!!」
か『当たり前でしょ!ちゃんと別府君好みの分量で時間も測ったんだから』
タ「え?・・・そんなの知っててくれたの?」
か『(ハッ!)な、なに言ってんのよ!わ、私はその人の顔見ればコーヒーの好みわかる人なのよ!』
か『別にアンタのだけ知ってるわけじゃないんだからね!?(///)』
タ「そんな特技があったんだ・・・さすがだなぁ」
か『わ、私レベルになればそれぐらい当然よ!』

か『(・・・って私何言ってんだろ・・・お礼したかったはずなのにorz)』

タ「でも、ホントありがと」
か『え?』
タ「コーヒーも美味いし、椎水さんと話してると元気わけてもらったみたいで仕事疲れも吹っ飛ぶしw」
か『・・・なによ・・・アンタに・・・アンタになんかそんなこと言われる筋合い無いわよ!』
タ「・・・え?」
か『なんでアンタがお礼言うのよ!お礼を言いたいのは私なの!!』
か『今回担当した件がうまくいったのだってアンタのお陰なんだから!ありがとう!!バカッ!!!(///)』
タ「ご、ごめん・・・どういたしまして」

●●●●●第5話●●●●●

ミ『そらっ、爆弾くらえ!!』
こ『わぁぁぁ!爆弾投げ入れて挟み撃ちなんか卑怯じゃないか!!』
ミ『考えなしに爆弾置くからだ!勝った!!第3部完!!!』
タ「このみとミコトは微笑ましくボンバーマンで遊んでるみたいだね」
か『微笑ましく?・・・自分のまわり潰すより相手の所に爆弾投げ入れて邪魔するのを優先してるように見えるけど・・・』
リ『そうめん茹で上がりましたわよ!(どうしてワタクシが茹でなければ・・・ブツブツ)』
こ『わ〜い!流しそうめんだ、流しそうめんだ!!上流席いただき!!!』
ミ『あ!キサマ、人がカセットを箱に片付けてる間に!!スーファミはファミコンより大きくて片付けにくいんだぞ!?』
タ「まあまあ、とにかく食べようよ。じゃあリナお願い」
リ『どうしてワタクシが流す役までしなければ・・・ブツブツ』
スィー
こ『いただきっ!』
チュルッ
こ『モグモグ・・・うん、美味しい』
ミ『くそぅ、先を越されたか・・・次を早く流せ!』
リ『アナタに言われなくても流しますわよ!まったく・・・ブツブツ』
スィー
ミ『今度こそワタシがいただきだ!』
こ『そうはいくか!ボクんだ!!』
ミ『邪魔するな!キサマは今さっき食べただろう!!』
こ『もう食べちゃったから次を食べないとダメなの!』
ミ『どういう理屈だ・・・あ、こら!押すな!!』
ドンッ
ミ『アッー!・・・』
バシャーン!
タ「あ、落ちた」
ミ『冷静に見てる場合か!た、助けろ・・・ガボッ・・・』
タ「本当にヤバそうだな・・・」
ヒョイッ
ミ『こ、こらっ!箸でつまむんじゃない!!(///)』
タ「ごめん、流れてきたからつい・・・」
ミ『"ごめん、つい"で済んだら警察は要らないんだ!・・・とにかく下ろせ』
タ「はいはい・・・」
スタッ
ミ『ふんっ・・・ま、まあ一応礼ぐらいは言っといてやる(///)』
こ『チュルッ・・・うん、美味しい。モグモグ』
ミ『キサマ!騒ぎを起こした張本人がのんきに食べてるんじゃない!!』
こ『うっさいなぁ・・・ここは戦場なんだよ?それぐらい覚悟の上で臨んでもらわないと』
タ「喧嘩しないでw風邪ひくからミコトはタオルにくるまってなよ、ほらっ」
パサッ
タ「ミコトの分は俺がとってあげるから・・・はい、あーん」
こ&か&リ『ΣΣ(゚Д゚;)』
ミ『な、なにが"あーん"だ!そんなことできるか!!(///)』
タ「じゃあ口移sh・・・(バキッ)・・・ぐはっ!」
ドタッ
か『なにキャバクラの客みたいなこと言ってんのよ!バカッ!!』

ミ『・・・チッ(///)』

こ&か&リ『・・・チッ?』


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