●●●●●第6話●●●●●

こ『ねえタカシ、ロ○オボーイってやつやりたい』
タ「え?あの馬の背みたいなのにまたがるダイエットマシン?なんで?このみピザなの?」
こ『女の子にピザって言うな!(///)・・・太ったってほどじゃないけど、最近運動不足だし』
タ「う〜ん、でも、このみにはあの機械大きすぎるしなぁ」
こ『やりたいやりたいやりたい!』ジダンダ
タ「擬音付きで地団駄踏まれても・・・あ、そうだ!これなら・・・」
ヴィーン
こ『何?この松茸みたいな形の機械・・・細かく振動しながらグリグリ動いてるけど』
タ「またがってごらん」
こ『よいしょっと・・・あ、結構運動になりそうな感じ』
タ「でしょ?」
こ『うん。じゃあ、これは今日からボク専用MAだからね』
タ「え!?そ、そんなぁ・・・」
こ『文句言わないの!』
タ「しくしく・・・」
こ『運動にちょうどいいからで、べ、別にちょっと気持ちいいからじゃないんだからねっ!?(///)』

●●●●●第7話●●●●●

こ『ゴムゴムの〜・・・(パチーン)・・・いたっ!あぅぅ・・・』
タ「ちょwww何やってんの」
こ『暇だから輪ゴムで遊んでたんだけど・・・ぐすんっ』
ミ『じゃあ、このフ○スクでも輪ゴムで飛ばして遊んだらどうだ』
こ『そ、それは・・・食べたくなるからダメ(///)』
タ「食べたらまたリナにヒャドられるよwww」
か『こんなのが媚薬になるなんて、妖精も変な生き物よねぇ。私なんか10粒一気に食べたって・・・(パクッ)』
タ「うわっ、それはさすがに・・・」
か『ぬふぅ!』
タ「言わんこっちゃない・・・媚薬にならなくたって、普通に刺激強すぎるってば」
か『く、口の中がスゥスゥしすぎて・・・だ、誰かの舌で刺激をやわらげて欲しいなぁ・・・なんちゃって(///)』
か『誰かと言っても、特定の誰かじゃないのよ!?ましてや、べ、別府君じゃないとダメとか、そんなことないんだからね!?(///)』
こ&ミ『かなみ自重・・・(怒)』
リ『お茶が入りましたわよ・・・って、タカシ、何してますの!?』
タ「え?あ、いや・・・」
リ『どうしてお茶を飲む前に歯を磨いてますの!?』
タ「それはやっぱり、マナーというか・・・」
リ『ですから、なぜお茶の前の歯磨きがマナーですのっ!?』
こ『かくかくしかじか』
タ「いや、べ、別に下心も上心も・・・」
リ『・・・タ・カ・シ・・・』ゴゴゴゴ゙
か『ちょっと!邪魔しないでよ!!』
リ『うるさいですわ!・・・それならワタクシだって・・・(パクッ)』
ミ『お、おい、リナ・・・』
リ『・・・タ、タカシ・・・今晩は生で・・・(///)』
タ「うはwwwおkwwww」
か『生!?何それどういうこと!?今まではゴムゴムの槍だったってこと!?』
こ『なにさそれ!ボクも聞いてないよそんなこと!!』
ミ『タカシのロンギヌスはリナを相手にできるほど小さかったのか!?』
タ「み、みんな何か勘違いしてない・・・?」
こ&ミ&か『勘違い?』
リ『ハァハァ・・・こ、興奮を抑えるために、今晩は生ビールを少しいただきたいだけですわ・・・』
こ&ミ&か『・・・』
タ「ね?」
リ『い、いくら媚薬で興奮したからって・・・タカシなどに慰められるのはまっぴらですわ・・・』
タ「(´・ω・`)」
リ『(は、初めてはこのようなドーピングに頼らない状態で・・・///)』
こ&ミ&か『・・・』
タ「さ、さあ、お茶が冷めないうちにいただこうか・・・」
こ&ミ&か『・・・紛らわしいんだよ!バカシ!!』
タ「俺ですか・・・orz」

●●●●●第8話●●●●●

こ『あ〜っ!またこんなエロ本見てる!!タカシのバカッ!!!』
タ「う・・・また隠し場所見つかった・・・てゆーか漁るなって言ってるじゃないか!」
こ『タカシの隠し方が下手なのが悪いんだよ!変態!!』
タ「変態!?そこまで言うことないだろ!?」」
こ『人間の女の裸なんかどこがいいのさ!キモいよ!!』
タ「なっ・・・もう怒った!出て行け!!」
こ『い、言われなくても出て行くよ!イ〜だっ!!あっかんべ〜!!!』
パタパタ
リ『・・・本当に出て行きましたわよ?』
タ「ふんっ、知ったこっちゃないね」

・・・1分後・・・

ヒュー
タ「外は北風が吹いてるみたいだな・・・」
リ『天気予報によると、今夜は寒波が来るそうですわ』
タ「・・・」
ユーガットメール
タ「おや?妖精用のが発売されたからこのみに買ってあげた携帯電話からメールだ」

件名:よこによめ!
本文:ごりらのしんせきのくせに
   めすのにんげんのはだかみてるなんてへ
   んたいだよ
   なんかほんとばかみたい
   さいてー
   いんちきなしりこんいりのおっぱいだよあんなの

タ「・・・リナ、このみ迎えに行ってくるから、暖かい飲み物とひまわりの種用意しておいてくれる?」
リ『はぁ・・・こうなるとは思っていましたけれど・・・たったの1分で仲直りとは早漏すぎるのではありませんこと?』

●●●●●第9話●●●●●

ち『・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・』
タ「どうした?ちなみ」
ち『・・・・・・プリンが食べたい・・・・・・買ってきて・・・・・・すぐに・・・・・・』
タ「そ、そうか。わかった。すぐ買ってくるから待っててくれ」

・・・20分後・・・

タ「買ってきたぞ、ちなみ」
ち『・・・・・・遅い・・・・・・何分待たせるの?・・・・・・』
タ「そんなこと言ったって、コンビニまで片道10分かかるんだから・・・」
ち『・・・・・・言い訳するの?・・・・・・最低・・・・・・』
タ「す、すまない・・・」

・・・翌日・・・

友『タカシ!今日の放課後カラオケ行かない?』
タ「ああ、友子、悪いけど俺は遠慮しとくよ」
友『今日もまっすぐ帰るの?付き合い悪〜い』
タ「・・・また今度誘ってくれよ」
友『いつもそればっか・・・相変わらず妹のちなみちゃん?』
タ「ああ・・・」
友『身体弱くて学校にも満足に来られないなんて、ちょっとかわいそうよね・・・宿題無いの羨ましいけど』
タ「・・・」
友『あ、いや、別に悪く言ってるつもりじゃないのよ!?・・・そうだ、これ』
タ「なんだ?これ・・・クマのキーホルダー?」
友『景品で当たったの。ちなみちゃんにあげるわ』
タ「サンキュー、喜ぶよ」
友『じゃ、お大事にね!』

・・・家・・・

タ「ただいま・・・ちなみ、友子がこれちなみにって」
ち『・・・・・・いらない・・・・・・』バシッ
タ「おい!何するんだよ!!せっかく友子が・・・」
ち『・・・・・・友子さんが何よ・・・・・・鼻の下伸ばしちゃって・・・・・・キモっ・・・・・・』
タ「なっ!?そんなんじゃないし、人の好意を・・・」
ち『・・・・・・どうせ同情でしょ・・・・・・そんなのいらない・・・・・・』
タ「ちなみ・・・」

・・・翌日・・・

山「タカシ、今日こそサッカー部の部活見学来ないか?」
タ「いや、やめとく。悪いな山田」
山「今日もダメか・・・もったいねーよな。中学ん時は将来を期待されるファンタジスタだったってのに」
タ「もうなまっちまって無理だよ」
山「ちなみちゃんのために部活にも入らないなんて、よくやるよお前も」
タ「俺しかいないから・・・親は交通事故で死んじまったし・・・」
山「そうだったな・・・悪ぃ、思い出させちまって・・・また気が向いたら来てくれよ!じゃあな!!」

・・・家・・・

ち『・・・・・・遅い・・・・・・今何時だと思ってるの?・・・・・・』
タ「スーパーが今日はセールやっててさ・・・レジが混んでて時間かかったんだよ。でも30分ぐらいしか・・・」
ち『・・・・・・言い訳なんか聞きたくないって・・・・・・言ってるでしょ・・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・』
タ「ちなみ!?大丈夫か!?」
ち『・・・・・・ちょっと熱があるみたい・・・・・・お兄ちゃんが・・・・・・遅かったせいなんだから・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・』
タ「悪かった・・・すぐ薬持ってくるから」
ち『・・・・・・ふん・・・・・・ホント使えない・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・』

・・・翌日・・・

タ「ただいま・・・ちなみ、何やってるんだ!?」
ち『・・・・・・見てわからない?・・・・・・ホントバカね・・・・・・』
タ「料理なんかしてどうしたんだよ・・・まだ寝てないと・・・」
ち『・・・・・・ずっと寝てたら気分滅入るから・・・・・・ちょっと気晴らししてるだけ・・・・・・ふんっ・・・・・・』
タ「それ、ハンバーグか?俺の好物・・・今日が俺の誕生日って覚えててくれたのか?」
ち『・・・・・・知らない・・・・・・偶然でしょ・・・・・・ちなみが食べたいと思っただけ・・・・・・だから・・・・・・』
タ「ちなみ、ありがとう・・・」
ち『・・・・・・だから・・・・・・違うって・・・・・・邪魔だからさっさt・・・・・・う・・・・・・』バタッ
タ「ちなみ!?」
ち『・・・・・・』
タ「ちなみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

・・・病院・・・

タ「先生、ちなみは!?」
医「・・・ご家族はお兄さん、あなただけですか?」
タ「はい・・・それで、ちなみは・・・」
医「残念ながら、もって1日でしょう・・・」
タ「!!!そ、そんな・・・嘘だ!」
医「・・・相当病状が悪化しています。今まで気づかれなかったのですか?」
タ「そんなこと・・・ちなみ全然・・・」
医「・・・心配かけたくなかったのかもしれませんね」
タ「ちなみ・・・」

・・・病室・・・

ち『・・・・・・う・・・・・・う〜ん・・・・・・』
タ「ちなみ!気がついたか!?」
ち『・・・・・・こ・・・・・・ここは・・・・・・』
タ「病院だ。ちなみ急に倒れたから・・・」
ち『・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・そうだ・・・・・・ハンバーグ作ろうと・・・・・・してたのに・・・・・・』
タ「いいから、今はゆっくり休め」
ち『・・・・・・ごめんね・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・』
タ「え?ちなみ・・・?」
ち『・・・・・・今まで悪い子で・・・・・・ごめんね・・・・・・』
タ「何言ってんだよ!ちなみは全然悪い子なんかじゃ・・・」
ち『・・・・・・ちなみ、病気で全然外に行けなくて・・・・・・寂しかった・・・・・・』
タ「・・・」
ち『・・・・・・お兄ちゃんがサッカーで活躍してるのを聞いて・・・・・・嬉しかった・・・・・・』
ち『・・・・・・でも・・・・・・なんだか寂しかった・・・・・・』
タ「ちなみ・・・」
ち『・・・・・・優しかったお兄ちゃんが・・・・・・誰かにとられちゃうみたいで・・・・・・ちなみから離れちゃうみたいで・・・・・・』
ち『・・・・・・だから・・・・・・わがままばっかり言って・・・・・・お兄ちゃんがちなみから離れないようにしてたの・・・・・・』
ち『・・・・・・ちなみ・・・・・・嫌な子だよね・・・・・・』
タ「そんなことない!ちなみは嫌な子なんかじゃない・・・」
ち『・・・・・・お兄ちゃんはやっぱり・・・・・・優しいね・・・・・・こんなに迷惑かけたのに・・・・・・』
タ「だから迷惑なんかじゃ・・・」
ち『・・・・・・昨日はお兄ちゃんの誕生日を祝う最後のチャンスだったから・・・・・・せめてお料理ぐらいしようと・・・・・・』
ち『・・・・・・それまでは頑張るつもりだったんだけど・・・・・・ダメだったみたい・・・・・・』
ち『・・・・・・ごめんね・・・・・・最後まで・・・・・・ダメなちなみで・・・・・・』
タ「最後ってなんだよ!俺の誕生日なんかこれからも毎年来るだろ!?」
ち『・・・・・・もう・・・・・・わかってるから・・・・・・ちなみ、自分のことはわかってるから・・・・・・』
タ「・・・ちなみ・・・」
ち『・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・最後のお願いきいてくれる?・・・・・・』
タ「だから、最後なんて・・・」
ち『・・・・・・いいから聞いて・・・・・・お願い・・・・・・』
タ「・・・わかった・・・」
ち『・・・・・・ちなみが・・・・・・いなくなっちゃったら・・・・・・泣くのは1回だけにして?・・・・・・』
タ「な、何を・・・」
ち『・・・・・・ちなみなんかのために・・・・・・悲しんで欲しくないから・・・・・・泣かないで欲しいんだけど・・・・・・』
ち『・・・・・・でも・・・・・・忘れられちゃうのも・・・・・・悲しいから・・・・・・だから・・・・・・1回だけ・・・・・・』
タ「ち、ちなみ・・・」
ち『・・・・・・お願い・・・・・・最後のわがまま・・・・・・きいて・・・・・・』
タ「わかった・・・わかったよ、ちなみ・・・」
ち『・・・・・・(くすっ)・・・・・・ダメだよ・・・・・・ここで泣きそうになっちゃ・・・・・・』
ち『・・・・・・ほら・・・・・・ちなみも笑うから・・・・・・お兄ちゃんも・・・・・・』
タ「ちなみ・・・わかった・・・(にこっ)」
ち『・・・・・・ありがとう・・・・・・ちなみ・・・・・・お兄ちゃんの妹で・・・・・・良かった・・・・・・』
ち『・・・・・・生まれ変わっても・・・・・・お兄ちゃんの家族でいたいな・・・・・・』
ち『・・・・・・ふふっ・・・・・・お嫁さんでも・・・・・・いいよ・・・・・・』
タ「ああ、どんな風に生まれ変わったって、ちなみは俺が見つけ出してやる!」
ち『・・・・・・ありがとう・・・・・・じゃあ・・・・・・またね・・・・・・』ガクッ
ピー
タ「ちなみ?・・・ちなみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
医「ご臨終です・・・」
タ「ちなみ・・・くそっ、約束したんだ・・・1回しか泣かないって・・・だから俺は・・・」

・・・出棺・・・

山「タカシ・・・最後のお別れだな・・・」
友『ずっと泣かなかったわね・・・タカシ』
タ「ああ、約束したからな」
山「泣かないって約束したのか?」
タ「いや・・・1回だけ・・・泣くのは1回だけって・・・」
友『1回だけ?じゃあ・・・』
タ「とっといたんだ・・・最後まで・・・」
山「タカシ・・・」
タ「・・・ちなみ・・・もういいよな?・・・もう最後だもんな・・・」
友『・・・タカシ・・・うぅ・・・』
タ「ちなみ・・・ちなみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
タ「なんでだよ!なんでちなみが行かなくちゃいけないんだよ!!」
タ「たった一人の・・・たった一人の妹だったのに・・・なんでだよ!!!」
タ「ちなみが何か悪いことしたのかよ!まだまだ人生これからのはずだったんだぞ!?」
タ「くそ・・・神様とか仏様とか・・・いるならなんとか言えよ・・・うぅ・・・」
山&友「・・・」
タ「・・・ごめん、ちなみ・・・そうだよな。俺がしっかりしないと安心して行けないよな・・・」
タ「約束どおり、これ1回きりにするから・・・」
山&友「タカシ・・・」
タ「ちなみ、最後に『さよなら』って言わなかったよな・・・『またね』って・・・」
タ「俺もさよならは言わない・・・また会うんだもんな・・・だから・・・」

タ「ちなみ!またなっ!!」

タ「・・・はっ!?・・・はぁ、はぁ・・・なんだ・・・夢か・・・」
こ『・・・う〜ん、むにゃむにゃ・・・何?どうしたの・・・?』
タ「起こしちゃった?ごめん。昨日見たカンフー映画の影響か、変な夢見ちゃって・・・」
こ『もぉ、そんなことで起こさないでよ・・・せっかくこっちは夢でポークビッツ食べるところだったのに』
タ「え?・・・(///)」
こ『そっちのポークビッツじゃないよ!バカッ!!』
リ『ふわぁぁ・・・もぅ、なんですの?せっかく夢の中でクリームソース付きのポークビッツを(ry』

●●●●●第10話●●●●●

こ『あ〜、温泉でも行きたいなぁ』
タ「やぶからぼうに何を・・・疲れでも溜まってるの?」
ミ『コンパニオンでも呼びたいんじゃないのか?』
タ「いや、そういう玄人よりは若女将の方が・・・」
リ『・・・タカシ・・・』ゴゴゴゴ
タ「じょ、冗談だよ冗談!・・・なんか部屋に無いはずの岩とか浮いてるんだけど・・・」
か『で、結局なんで温泉なんか言い出したのよ』
こ『浴衣でスリッパ卓球がしたい』
タ「卓球!?」
こ『たっきゅーどー!』
タ「それ卓球違う・・・このみがヤマト王子ってことは、リナは十字架天使なの?」
リ『きゃーの!違いますのー!!』
タ「( ゚Д゚)ポカーン」
リ『せ、せっかくコスチュームまで用意してノッてあげましたのに、そのリアクションはあんまりですわ!(///)』
ミ『その流れで行くと、ワタシはサタンマリアということになるのか?』
タ「じゃあ俺はヘッドロココってことに・・・」
か『ちょっと!それじゃ私にはスーパーゼウスしか残ってないじゃないの!!』
タ「なんでwwwネロとかいるじゃん」
か『誰が魔肖よ!いくら私が魔性の女だからって・・・(///)』
ミ『誰もそこまで言ってないぞ・・・』


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