その1

冥「タカシ様、そろそろ就寝の時間ですよ」
タ「う〜ん?ぅ〜ん…」
冥「どうかしたのですか?」
タ「ぅーん、なんか一緒に寝ようかなと思って」
冥「えっ////な、なんでですか!」
タ「ずっと寂しく一人で寝てると人肌恋しくなってきてさ」
冥「だ、駄目ですよ///もしタカシ様が私に襲ってきたりなんかしたら///」
冥(私…私もタカシ様の事を襲ってしまいます///)
タ「分かってるってwwwでも…さ…いい?」
冥「駄目です!タカシ様が私にどんな事するか分かりませんからね」
タ「酷いなぁ…ねぇ…駄目?」
冥「うぅ・・・わ、分かりました///で、でも、襲っちゃ・・・・駄目ですよ?」
タ「分かってるってw そうと決まれば」ヒョイ
冥「ひゃあっ!た、たた、タカシ様、何をなさるのですか///」
タ「何って、分かるでしょ?お姫様だっこだよ」
冥「はぅ……タカシさ…まぁ…///」

タ「さて、ついたぞ」
タ「よっと。俺の大切なメイドさんを横に寝かせて…」
冥「ふぇ////タカシ様…」
冥(たいせつなっていってくれたぁ…///)
冥「さ、さあ、早くしてくださいね…///私とて眠いですから…///」
タ「分かってるよ。じゃあ着替えてくるわ」

冥(どうして私はタカシ様に…拒否反応を……
本当は嬉しいのに、ついきついことを言ってしまう…がんばらなくちゃ……)

タ「お待たせ」
冥「遅いです……女性を待たせるとはタカシ様も鬼畜ですね」
タ「ごめんごめん。ちょっと待たせちゃったかな」
冥「待たせ過ぎです!全く、タカシ様とあろう人(恋人)は………」
冥(何で私…こんな事言っちゃうの?タカシ様……私……駄目なメイドですか?)

タ「ところで、いきなりだけど本よんであげよっか」
冥「な、なんでですか」
タ「だって、冥さんが引き受けてくれたじゃん。そのお返し」
冥「そんなの嬉しくありません!」
タ「まあまあ、そうつまんない内容じゃないから」

タ「……とその男はその女の胸を葬り……って冥さん?」
冥「………/////」
タ「どうしたの?顔真っ赤っかだよ?」
冥「………いえ、なんでも……////」
タ「熱あるんじゃないの?」
冥「い、いえ!ありません!////」
タ「無理しなくていいよ。ごめん、気づいてあげれなくて」
冥「い、いいんですよ///(正直……えっちぃのは………)」
タ「じゃあ、熱あると見たから、今日はもう寝ようか」
冥「は、はぃ………///」
冥(あんなえっちぃの………はぅ………いつか………タカシ様に………こんなことを……ふあぁあっ//////)

朝方

冥(ぅ〜ん……ってええぇっ///)
目の前はタカシの胸。どうやら抱きしめられながら寝ているようです
冥(タ、タカシ様が寝ておられるのですから…もうちょっと……このまま……)

タ「ぅ……ん?」
タ(やっべ!冥さん抱きしめながら寝ちゃってた!でも冥さんねてる……離したら起きそうだ………)
タ(冥さんの寝顔…可愛いな……なでなでしてみるかな………ってうわ!)
冥「タカシ様………おはようございます……///」
タ「め、冥さん!お、起きてたの!?ごっごめん!すぐにはなs」
冥「ちょっと待ってください!こ、このままで……寒いので……もうちょっとこのままにしててください……//////」



その2

タ「今朝は……本当にごめんな?」
冥「いえ……いいんです……」
タ「ありがと。今後自重するわ」
冥「まあ……タカシ様はそれが十分ですね………」
タ「だろうな………orz」
冥「でも……今は大丈夫です……別にいいですよ……///」

タ「いただきまーす」
冥「いただきます」

タ「あのさ」
冥「なんですか?」
タ「今日温泉行かない?」
冥「いやですよ…タカシ様だったら覗きとかやりかねませんからね」
タ「ちょwwwおまwwwまあ、お前だったらそういいかねないか…」
冥「当たり前じゃないですか」
タ「じゃあ……もし覗いたら……」
冥「覗いたら?」
タ「とても不快感らしいので二度と顔を合わせない!これでいいよな?」

冥「えっ………な……」
タ「これでいいでしょ?」
冥「う………ぐしゅ」
タ「えっ、ちょ、なんで泣くの!?」
冥「なっ泣いてなんかいませんよ!」
タ「いや泣いてるって!涙も出てる!」
冥「うぅ……ひっく……」
タ「わ、分かったから泣くなって…」ナデナデ
冥「う…///はい」
タ「な、何が?」
冥「行くんですよね…?温泉…」
タ「ということはいいの?」
冥「はい……とりあえず」
タ「うん?」
冥「もう撫でなくていいですよ///」
タ「あ、ああ、ごめん」

旅館前!
店員「2名様でいいですね?」
タ「はい。お願いします」
店員「一応問いますが……カップルとかですか?」
冥(ボッ!!!!!!/////)
タ「あ、いえー、違います。」
冥「ちっ違います!!///なんでこんな人を…っ///」
タ「ま、まずこの部屋でお願いします」
店員「あ、は、はい。分かりました」
タ「って冥さん……いつまで暴れてるんだよ?それに顔赤いぞ」
冥「えっ……ぅあっ///」

部屋
タ「さ〜て、早速昼になって腹も減ってきたし、頼むかな」
タ「冥さんはどれがいい?」
冥「え?これは私のお金で行くのでは…?」
タ「え?行きたいの俺だから俺が出すんだよ?」
冥「そ、そうですか……じゃあ、これ!」

タ「うっ……」(一番高い奴じゃないか……焦ったな……でもいいや)
冥「あ…駄目でした?」
タ「いや、大丈夫。これでいいんだな?」
冥「はい」
タ「じゃあ俺はこれで……」

10分後
タ「お、きたきた」
冥「うわぁ……すごい」
タ「あれ?冥さんこういうの初めて?」
冥「えっ…ぅ………はい……」
タ「そうかそうかwまあそうだろうなwお前昔一人暮らししてたところすごく貧乏で」
タ「んで、飢えて路上に倒れてた冥さんを見つけて今の状態に至る……と」
冥「……まだ覚えてたんですか」
タ「でも、お前にとって『も』つらい思い出だったろ?」
冥「はい……でも、『も』?」
タ「そりゃあだって見るに耐えなかったんだもの。助けるほか無いって。冥さんなら」
冥「ぅえ///そ、そんな話はいいから早く食べましょう!」
タ「そうだなw」

タ「ふぃ〜、もう腹いっぱいだ………ってよく食ったな〜冥さん」
冥「え?あ〜…そうですが?」
タ「そんなに食ってよく太らな「ギロ」いえ何でもありません。嬉しいと言いました」
冥「全く……タカシ様は全く失礼な事は変わらないのですね」
タ「いや……これ言ったの初めてだって……」
冥「そんなのは関係ありません」
タ「orz...」
タ「まあ、腹一杯だし、どっかに出かけるかな。どこがいい?」
冥「ぅ〜ん、和菓子店でどうでしょう?」
タ「ん〜、いいかもな、行ってみるか」

タ「よし、ついたぞ。何がいい?」
冥「ん〜と……」
タ(迷ってる顔……可愛いな……なんでだろ)
冥「タカシ様?」
タ「え?あ?」
冥「私の顔に何か…?」
タ「いや、何でも無い」
冥「き、気持ち悪いですよ…///んと、これでお願いします」
店員「ありがとうございました〜、320円になりま〜す」

タ「ほいよ」チャリン
店員「は〜い、丁度いただきま〜す」
冥「え?私が出すのですが……」
タ「いいのいいの。じゃ、俺のも同じのを」
店員「わかりました〜」

タ「美味いか?」
冥「は、はぃ………///」
冥(タカシ様が買ってくれたもの…だから…ものすごく美味いです///)
ソッ
タ「ちょ、冥さん、なんで俺に寄っかかってるの?」
冥「かっ勘違いしないでくださいよねっ!?別に好きでやってる訳じゃないんですよっ!?///周りの空気を見れば……」
タ「……確かに、カップルが多いな」
冥「私たちも……こうしないと嫌い合ってるんじゃないかって……」
タ「ということはおれのこt」
冥「違います!!空気を読んでくださいという事です!///」
タ「分かった。まあ食い終わるまでそうしてな」
冥(うぁ…///食べ終わりたくない……)

冥「ぁ〜、美味しかった」
タ「冥さんずいぶん食うの遅かったな」
冥「普通はこういうのはゆっくり食べる物ですよ?」
タ「俺もゆっくり食べてたけど…その食べる時間はどう見ても尋常じゃないぞ?」
冥「いいから!早く行きますよ!///」

とそのとき
店員「おいこらぁ!食い逃げたぁ度胸あるな!」
?「くっ………」
店員「おらぁ、こらもう警察に突き出すしかねぇなぁ?あぁ!?」
?「!わるかった!」
店員「だったら早くかねだせゃあこのアマぁ!」
?「ひっ……」
タ「ひっでーな、あんな言い方ないだろうに」
冥「は、早く行きましょう…不安ですから……」
タ「ちょっと行ってくるわ」
冥「えっあっちょっと……!」

店員「さて、電話だなぁ!」
?「や、やめてくれぇ……うぅ……」
タ「ちょっと待ってくださいよ」
店員「あぁ?何だてめぇは?」
タ「この子を解放してあげてくださいよ」
店員「できる訳ねぇだろぉ!?こいつは食い逃げしたんだ。食ったなら食ったで逃げるし、金要求しても払わない。こうなったら警察行きだ」
タ「んじゃあ俺が払いますよ。これでいいですね?」
店員「それじゃあ俺の腹の内がおさまらねぇ」
タ「なんならその額の3倍払ってもいいですよ?」
店員「糞…よし、のった!」
タ「あ」
店員「今度は何だよ!?」
タ「貴方、恐喝と俺に対して不適切な対応として貴方が警察行きでは?」
店員「うっ……」
タ「さて……どうしましょうかね……」
店員「わ、分かった!ただで返すから………」
タ「よし、のりますよw(ニヤニヤ)」

?「さ、さっきは……ありがとう」
タ「いいんだって。困った女の子を助けるってのが、俺の主義だからね」
?「えっ………///」
タ「まあいいや、君、名前は?」
尊「み……みこと………」
タ「尊さんだね?わかった。じゃあ、もうこんなことしちゃだめだよ?」
尊「あ、ああ……分かった……///」
タ「じゃあ、俺等はこれで」
尊「ちょっと……!待ってくれ!」
タ「?どうした?」
尊「あの……実は………」

尊「帰る家が無いんだ」
タ「え………?」
尊「親母親は事故でなくし、父親は借金重ねでプレッシャーによる自殺。そして私は家を売って町を彷徨う日々……なあ、唐突だが、お前のところに…居させてもらえないか?」
タ「………」



その3

冥「どうするんですか?タカシ様」
タ「ぅーん…」
尊「頼む。そうでないと私は死んでしまう可能性があるんだ!そうでないと……ぐすっ……」
タ「分かった。分かったから泣くなってw」
尊「えっ…本当にいいのか?」
タ「ああ。でも、うちにくるからには、ちゃんとこの冥さんっていう人みたいに働いてもらうけどな。それでもいい?」
尊「ああ。構わない」
タ「それじゃあ決まりだな」
冥「でも鬼畜ですね、変わらずに」
タ「はいはいもう帰ろうねー、すぐ日が落ちてくるから帰ろうかー(棒読み)」

ただいま〜
尊「ここがタカシの家か?」
タ「違うってw泊まりにきたんだよw」
冥「まあ我がままなタカシ様が言い出した物でしてね」
タ「まあいいって。結局冥さんも同意した事だしさ、晩飯食うかな」
冥「ずいぶん歩きましたもんね」
冥(尊さん、さっきからタカシ様にくっつき過ぎですよ!)
尊(別にいいだろう。私はただタカシに感謝してるだけであって別に好きだとかそういう物ではない)
冥(もっ、もう何されても知りませんよ!)
タ「どうした?」
冥&尊「なっ、何でもありません///」
タ「まあいいや。どれにする?ここじゃ洋食も扱ってるみたいだし」
冥「じゃあ・・・寒いですからグラタンで」
尊「では・・・私は極上ステーキで」
タ「尊さんは遠慮しないのね……まあ財布は困らないけど、無理は無いな。あれほどお腹すいてたもんな」
尊「ま、まあ……///」
尊(あって間もないのによく私のことを分かっている・・・なんか・・・嬉しい///)
タ「じゃあ、俺はてきとーな物を」
冥「ちゃんと決めてくださいよ・・・」

タ「お、来た来た」
冥「美味そう!」
尊「はうぁ…これで食べれるぅ……」
タ「じゃあ、せーの!」
タ&冥&尊「いただきます!」

尊「……なあタカシ」
タ「ん?どうした?」
尊「そのタカシのほう・・・どうだ?美味いか?」
タ「勿論!この旅館の料理はものすごく美味しいからな」
尊「そっちの……ちょっと食べさせてくれないか?」
冥(……まさかっ!)
タ「はいどうぞ」
尊「……じゃなくてっ!その……何だ?『あーん』っていうのを……やってほしいのだが……」
タ「おk」
冥「なんで勝手に引き受けるんですか!………ずるいですょ………」
タ「なんか最後のところが聞き取れなかったけど」
冥「そっそな事はどうだっていいですよ!」
タ「まあいいや、はい尊さん、あーん」
尊「あ〜ん……」パクッ
タ「美味い?尊さん」
尊「ああ。そっちのもとても美味いな///」
タ「良かったwって冥さん?なんで拗ねてるの?」
冥「だって……とてもうらやましいから……」
タ「はいはい。羨ましかったら素直に言ってくれればいいのに………」
尊「嫉妬しても何もならないぞ」

冥「しっ!嫉妬なんてしてませんよ!」
タ「はは、わかったから、ほら、冥さん」
冥「全くもう……////」パクッ
タ「どう?」
冥「すごく………美味しいです……///」
タ「さ、みんなで食べようか」

冥「ふぅ〜、美味しかったです………」
尊「全くだ……」
タ「じゃ、食った事だし、風呂行くかな」
冥&尊「 混 浴 ? 」
タ「い、いや、多分混浴じゃ…あ」
タ「 混 浴 だ よ ………」
冥(ちょっと尊さん)
尊(何だ?)
冥(もし……ごにょごにょ)
尊(!!成る程!いい考えだな)
タ「じゃあ俺先入ってくるぞ〜」
冥「行ってらっしゃいませ」
尊「精々楽しんでくるんだな」
タ「ほいよっと」

冥「………そろそろいいですかね?」
尊「ああ、そうだな。」



その4

タ「全くあの二人はなんであんなに可愛いんだかなーw」
タ「可愛がってあげたいけど……」目を閉じる
タ「あの二人は俺の大事な人たちかな……」
冥「お…お褒めの言葉ありがとうございます///」
尊「全く、そんなに褒められちゃあしょうがないな///」
タ「ってちょ!!!うわ!!!なんでここに要るの!?」
冥「タカシ様が何か変な事してないか見に来ただけです」
尊「ただ得さえ危なっかしい男だからな。それにしても……」
冥「タカシ様の……おっきぃですね……」
タ「ちょwww見るなってwwww俺そろそろあがろうかな」
冥「どうぞ。お好きに」
尊「では私たちも入るとするか」

タ「あの二人いつの間に………orz」
タ「 あ の 二 人 に 見 ら れ ち ゃ っ た よ ………」
タ「どうしよ……ああああ!!勃ってきたあああ!!」


尊「ところで冥」
冥「何でしょうか?」
尊「一応女同士だからこそ聞くが………その………タカシのこと………好きか?」
冥「なっ!!!(ボッ!!! 何を言うんですか!///」
尊「先ほどから私とタカシとの行動に妬いているが?」
冥「そっ、それは……!」
冥「べっ、別に私はタカシ様の事なんて………事なんて………大好きなんですから////」
尊「では何故告白しないのだ?」
冥「だって………見れば分かるじゃないですか………私はメイドで、タカシ様は私のご主人様。どうみても告白なんて………」
尊「上下関係なんて関係ない。好きだったら告白すればいい。それだけだ。それに冥のような者ならタカシだって拒否は絶対にしないぞ?」
冥「で……でも………」
尊「そこまで言うのなら私が告白しようか?」
冥「だっ、駄目です!そしたら私の立場はどうなるんですか!」
尊「だったら告白しろ。それからだ!」
冥「うぅ……とっ、兎に角!タカシ様に告白しては行けませんよ!?///」
尊「さあそれはどうかな?早い者勝ちだと思うのだが」
冥「うぅ………負けませんよ!」
尊「いいだろう。そこで原則素直になって………ごにょごにょ………甘え…………」
冥「!!分かりました。受けましょう!」


こうして戦いが始まるッ!

タ「あ〜、お帰り〜、どうだった?」
冥「気持ちよかったですよぉ〜!」ガシッ
タ「ちょ、おま、何いきなり抱きついて………」
冥「だってぇ、甘えたくなってきたんですものぉ〜////」
尊(も、ものすごいやり方!こいつ、かなりやるな………)
尊「なあタカシ、ちょっと私も甘えたくなってきてな」ガシッ
タ「み、尊さんも後ろからって二人ともやめ……!」
冥「は〜なしませんよぉ////」

タ「もう十分甘えたろ?そろそろ寝ようか」
冥「は〜い///」
尊「ま、まあ十分甘えたし、そろそろ寝ようとするか///」
タ「じゃあお休み〜」
冥「待ってください!」
タ「どうしたの?」
冥「あの………私と尊さんとでじゃんけんして……勝った方がタカシ様に添い寝できるという事でオーケーですか?」
タ「まあ……構わないけど」
タ「なんだなんだ?最近冥さんたちの様子がおかしい……風呂の浸かり過ぎで頭が………?」


冥「やった!じゃあ、尊さん、いいですね?」
尊「望むところだ!」
冥「では行きますよ!じゃんけん」
冥 パー 尊 チョキ
冥「ま、まけたぁ………」
尊「やったぞ!これでタカシと………///」
タ「じゃあ、俺は尊さんと添い寝して、冥さんは寂しく一人で……か……なんか可愛そうだな」
尊「仕方ないだろう。ルールなんだからなw」
冥「うぅ………」

タ「じゃ、じゃあお休み」
冥「………お休みなさいませ………」
尊「おやすみ!」
タ「冥さん、ちょっと」ごにょごにょ
冥「!!っは、はい!お休みなさいませ!」
尊(いったいどんな事を………?)


冥&尊「すぅ〜……」
タ「寝顔可愛い〜wなでなでしてみるかな………」ナデナデ
尊「んっ……///タカシィ………」
タ「な、なんだ………?」

尊「す………好き…だぁ………」

タ「………ポカーン………」
タ「!?み、尊さ……え、っちょ」
タ「………まあいいや」ギュッナデナデ
尊「んっ……はぁ……タカシぃ……」



冥「タカシ様ぁ……大好き……一生お供…させていただきます……///」
タ「!?」


その5

まだ夜ー
タ「うぅ〜ん、よく寝たってまだ暗いじゃん…って……冥さん?」
冥「うぅっ!ううあっぁあっ!」
タ「め、冥さん!?……悪夢をみてるのか…よし……」
冥「きゃああああっ!!」ガバッ ガシ
タ「大丈夫?冥さん」
冥「はぁっはぁっはぁ……タカシ……様?」
タ「悪夢みてたね。もうだいじょーぶ」
冥「な、なんでタカシ様が抱きついてるんですか……恥ずかしいです///」
タ「だってしばらくこうしてないとまた悪夢みるし、安心して眠れないぞ?」
冥「うぅ……わかりました。しばらく安心するまで……その……添い寝していただけませんか?尊さんと挟んでかまいませんから///」


タ「うぅ〜ん、よく寝たっと。さて、二人は・・・っていない!?」
冥「ここですよ」
尊「全く、少しは見渡すというのもしろ」
タ「はいはい、わかってるよ。さ、朝飯食って、帰るかな」
冥「ぁ〜、そうでした。今日が帰る日でしたね…」
タ「あれ〜?メイドさんというものでありながら、帰宅日を忘れたなんて、ドジなメイドさんだなぁw」
冥「タカシ様に言われたくありません。タカシ様だって十分ドジで馬鹿じゃないですか」
タ「まあどうせそうだろうね。でも冥さんもドジの割には結構かわいいじゃないか」
冥「う////いきなり何を言い出すんですか///タカシ様に言われても全く……うれしくないんですからね///」
尊「ジー………」
タ「ん?ああ、もちろん、尊さんもかわいいよ」
尊「………ま、まあ当然だな。タカシが気づかないとはなんて馬鹿者だ」
タ「まあいいさ……orzとりあえず、チェックアウトして帰るか」

タ「ただいまー」
冥「とりあえず、ただいまとお帰りなさいませ」
尊「ほう、タカシの家とはこんなものなのか……意外と広いな」
タ「まあこんなものさ、え〜と、じゃあ尊さんの席はどこにするかな・・・」
冥「ああ、私のところでよr…」
タ「俺のところにするか?」
尊「ん……ま、まあ仕方ない。タカシが言うなら……///」
冥「ちょっとタカシ様、まさか夜中に尊さんを襲ったりしませんよね?」
タ「するわけ無かろうに。またこの人はすぐそういう妄想を……」
冥「ふぇ?……ふあぁっ///た、タカシ様!何でそういうことを言うのですか!」
タ「まあまあいいんじゃないの。事実だしさ」
タ(むっつりだな〜このメイドさんはw)

その夜
タ「じゃあ誰が先に風呂に入る?」
冥「タカシ様で」
タ「え〜?」
尊「じゃ、じゃあ私が先に入らせてもらおうか」
タ「それがいいな、ありがと、尊さん」ナデナデ
尊「こっこら!そう撫でるなぁ……///」
冥「タカシ様はそういうことしなくていいですから!尊さんは早くお風呂に入ってきてください!」
タ「はいはい、さ、尊さん、早く入ってきて」
尊「わ、わかってる!タカシに命令されたくないっ!///」

尊「ふぅ〜、すっきりするな……」
尊(やっぱりこういうときはタカシと……///っていかん!私はなんて淫らな……///でも…私は…それが本願なのだから……///)
冥「み、尊さん?入りますよ〜……」
尊「うぁっ!?い、いいぞ……」
冥「ぇ〜と……まぁいきなりですが、お背中流しましょうか?」
尊「う、ぅん……構わんぞ…」
ゴシゴシ…
尊「な、なあ冥」
冥「何でしょうか?」
尊「あの……念のため聞くが…タカシのこと…好きか?」
冥「ま、まぁ……す、好きですよ……///」
尊「そうだろうな……んじゃあ…」

「お互い、素直になろうじゃないか」
「できませんよ……そんなこと」
「なら……こうすればいいんだよ」
「……!!」

ーーーーーホンノウニヨルデレキ、トツニュウーーーーー


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