ツンデレクエスト３　その１６


海上。
船内タカシ部屋。

ｶﾞﾁｬ
い「タカシ、ちょっとこれ整理しといてくれへん？」
タ「ん？ 何だその大袋？」
い「全員の道具袋や。使えそうなのは回収済みやねんけど、あとは…え、っと、つまりやなぁ…」
タ「…やってる途中で面倒臭くなって俺に押し付けに来た、と」
い「や、やかましい！ つべこべ言わずとっととやらんかい！(////////)」
タ「ちょ、投げるな…(ﾄﾞｶﾞｯ!)ﾓﾙｽｧ」
いずみはふくろをなげつけた！
タカシに14のダメージ！
いずみはにげだした！
タ「痛てぇ…ったく、商人ならもっと仕事をきっちり…」
ｶﾞﾁｬ
い「何か言うたか？」
タ「滅相もございません」
い「無駄口叩いとらんと、早く済ませぇ！」
タ「りょ、了解であります！」
……。
タ「…しっかしまぁ、よくこれだけの量のアイテムが貯まったもんだ…残るオーブもあと一つ、か。長いようで短い旅だったな…」
タ「(ｺﾂﾝ)…ん、これは……あ、家から持ってきたアクセサリーだ！ 無いと思ったらこんな所にあったのか…」
タカシはスライムピアスをみつけた！
タ「ピアスするのが嫌でイヤリングにしようとして、やっとできた時に結局他のアクセサリーに変えたんだっけか…懐かしいな〜」
タ「ま、冒険にはもういらないけど…愛着はあるし、付けず終いもあれだから、一回だけ付けてみるか！」
タカシはスライムピアスを装備した。
タ「お、意外と軽いな。こんなスライムの形の石が付いてるのに……(ﾄﾞｸﾝ！)……っ！ ……な…、何だ、この…気分……？」
…………。
タ「…………」
ｶﾞﾁｬ
タ「…………！」
い「どや？ 仕分け終わったかー？」
タ「あ……あ………！」
み「む、作業は終わったようだな…まぁこの程度の雑用、出来なかったら海に叩き落としている所だがな」
タ「……い、いずみ……みこと……！」
なんと！ タカシはうれしそうにはにかんでいる！
い「な、何やニヤニヤして…き、気色悪いわっ！(な、何て顔で笑うんやこの男はっ…////////)」
み「っ…わ、わたしの荷物は準備出来ているだろうなっ！(し、心臓が跳ねた…不覚…////////)」
タ「あ、うん…はい、これっ」
タカシはみことにふくろをてわたした。
み「ふ、ふん！ これさえ返ってくれば用は無い！ か、帰るぞいずみ！(////)」
タ「え…み、みこと…？」
い「せ、せやな、確認は終わったんやし…そ、そろそろ寝てもええ時間やしな(////)」
みことたちはきびすをかえした。
タ「ぇ……ゃ、ゃだ………」
みことたちはドアへちかづいていく。
タ「……っ！！」
ｶﾞｼｯ！
い・み「うわぁっ！！」
タカシはみことたちにだきついた！
み「な、ななな何をするタカシっ！ は、は、離………………えっ？」
い「な、何やっとるんやこのセクハラ勇し…………へ？」
タ「…うっ……うえっ……やだぁ……行かないでよぉ…っ」
なんと！ タカシはなみだをながしてないている！
み「な、なっ…ど、どうしたというのだ！ い、一体何が…(//////)」
タ「わ、わかんないっ…けど…何だか、すごく……さ、さびしくなって……それで……っ…！」
い「お、おお落ち着かんかアホ！ そ、そりゃあもう夜やけど、いろいろと問題が…は、はやくどかんかい！(//////)」
タ「どいたら二人とも行っちゃうでしょ！ そ、そんなのいやだ！」
い「せ、せやかて…しゃあないやろそんなん！ も、もう寝る時間やし……(////////)」
タ「……っ………な、なら、一緒に寝てっ！」
い・み「なっ……！！！！！(////////////////)」
タ「お、お願いだから！ このままじゃ…さ、淋し過ぎて……死んじゃうよ……っ」
い「あ、あ、アホ言うなや！ そ、そんなんできるはずないやろぉ！(て、手ぇ出さんでいられるわけないわ…//////////////////////)」
み「じょ、冗談は大概にしろっ！ そ、そんな不埒な……(////////////////////////)」
タ「ぜ、絶対ヘンなことしないから！ だから……お…お願い……おねぇちゃん…」
タカシのなみだめせんこうげき！
い・み「！！！！(///////////////////////)」ｽﾞｷﾞｭｰｰﾝ!
かいしんのいちげき！ いずみのハートに899のダメージ！
かいしんのいちげき！ みことのハートに925のダメージ！
み「し、しかたがない！ …あ、後でわたしたちの部屋に来い！ (お、おねぇちゃんが朝まで可愛がってやる！//////////////////////////////)」
タ「え…い、いいの………？」
い「に、二度も言わせんなやアホ！(お、おねえちゃん、おねえちゃん、おねえちゃん…//////////////////////////////)」
タ「あ、…あ……！ ありがとう、二人ともっ！！」
い「…う、うっさいわ、さ、さっさと離……っと。なんや、このイヤリング？」
タ「え？ あ……」
いずみはタカシからスライムピアスをはずした。
い「こ、これって…まさか、スライムピアスの…」
み「む…な、何だそれは…？」
い「こ、このアイテムの特殊効果は確か…装備した者を、さびしがりやに……」
み「な、なんだと！？ …じゃあ、まさか…！」

タ「…んあ？ お、俺…何してたんだ……？」

い・み「！！！！」
タ「……な、なあ二人とも、俺、片付け始めてから、記憶が無いんだけど…」
み「なっ…なんだと！ ということは…！」
い(そ、添い寝のチャンスがフイに……)
ゴゴゴゴゴゴ
タ「え、ちょ、二人とも何を」
い・み「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ！(///////)」
タ「ﾓﾙｽｧ」

タカシ――戦闘不能(三日間)。

続く。



ツンデレクエスト３　その１７


船内。

タ「なぁかなみ、ちょっと見せたい物があるんだが」
か「っ…へ、ヘンな物じゃないでしょうね……」
タ「まぁ見れば分かる。ヘンじゃないぞ？ ………多分(ボソッ)」
か「あやしいけど…で、何を見せたいわけ？」
タ「これ」
(´・ω・`)つ【まほうのビキニ】
か「……………！！！(//////////)」
タ「え、おま、なに抜剣してちょ(ズガッ!)モルスァ」
かなみのこうげき！ かいしんのいちげき！ タカシに286のダメージ！
か「なっ、なな何てモノ出してんのよヘンタイ！(////////)」
タカシはベホマをとなえた！ タカシのHPが286かいふくした！
タ「い、いや、道具整理してて発見したんだけど、女性専用防具だから俺が持っててもしかたないと思って…」
か「だっ、だからってこんな…こ、こんなの、着られるわけないでしょ！？(////)」
タ「そう？ …あ、そういえばかなみ、ビキニメイル着てる時もマントで隠してるよな…何で？」
か「な、何でって、その…は、恥ずかしいからに決まってるじゃない！(////////)」
タ「そっかぁ…かなみなら似合うと思ったんだけどな…(ボソッ)」
か「……えっ……？(////)」
タ「まあいいや…呼び出して悪かった。じゃあ俺、夕飯の支度があるから」
タカシはたちさった。
か「え……ちょ、ちょっと…な、何よ、あいつ…(////////)」

夜。
タカシ部屋前。

か「こ、これが、魔法のビキニ…お、思い切って、着ちゃったけど…(////////)」
かなみはそばにあるかがみをのぞきこんだ。
かがみにはビキニすがたのかなみがうつっている。
か「こ、こんな…あ、足はまる見えだし、胸だって……え、えっちに…見える…(////////////)」
か「で、でも、似合うよって言ってた……タカシもこういうのが、いいのかな…(////////////)」
か「でも…ど、どうしよう…も、もしタカシが、わたしのこと、欲しくなったり、したら…」

ガチャ
か「た…タカシ、入るよ……？(////////)」
タ「ん？ ……うわ…かなみ……」
か「な、何よ…ヘンならヘンって、はっきり…(////)」
タ「いや……すごく似合ってる。…可愛いよ、かなみ」
か「ふぇっ…あ、アンタに言われても嬉しくなんかないわよっ！ こ、これは、もったいないから着てみただけで…その……(////////////////////)」
タ「……やべ………ごめん、かなみっ」ガシッ
か「ぇ……ひあっ！」ドサッ
なんと！ タカシはかなみをおしたおした！
か「な、な、なっ…(///////////////////)」
タ「悪い、我慢できない…かなみが可愛いすぎるのがいけないんだからな…」
か「っ！ か、かわ……うむぅっ！！(////////////////////)」
タ「んんっ……むっ………」
か「ん、んむっ！？ む……あむ……ちゅ…ん…(///////////////////////)」
タ「…ん………は……」
か「……は…ぁっ……ず、ずるいよ……こんな……(////////////////////////)」
タ「こんな……何？」
か「なっ……し、知らないっ！(//////////////////////////)」
タ「クス……じゃあ、かなみ……いいか…？」
か「…あ、アンタがしたいなら……は、早くしなさいよっ…(//////////////////////////)」
タ「…かなみは、したくないの……？」
か「っ……わ、わたしは別にっ、あ、アンタがしたいって言うから、しかたなく………ひぁっ！(//////////////////)」
タ「………かなみは嘘付きだな…もう、こんなになってるじゃないか。水着の上からでもわかるぞ？」
か「そ、そこは…はぁっ！ やぁ、ゆ、指、入れ……！(//////////////////////////)」
タ「かなみの中、あったかいな…いここはもう、欲しそうだけど？ ほら、きゅっ、きゅってしてる」
か「やっ……う、動かさな…いぁぁっ…！(//////////////////////////)」
タ「なかなか意地っ張りだな…ん？ どうしたの？」
か「…だ、だって……や、やだもん……(////////////////////////)」
タ「ん……何が……？」
か「…す、好きって、言ってくれなきゃ……やだぁっ…(//////////////////////////)」
タ「かなみ…その台詞は、俺には言えない」
か「っ……そ、そんな……！」
タ「だって……好きって言うより………愛してるから」
か「………！！！(///////////////////////////////////)」
タ「っと、だから、その…い、いいか？ 俺、もうそろそろ我慢が…(////)」
か「………だめ……(//////)」
タ「なっ…ど、どうして……」
か「……………ス…(//////////////////)」
タ「え…？」
か「もう一回きっ、キスしてくれないと、だ…うむぅっ！(//////////////////////////)」

(省略されました…全てを読むには小さなメダルを110枚集めてください)

か(…なんてことが……やっ、やだ……どーしよ…………////////////)
タ「かなみ、何やってんだ？」
か「ひぁぁっ！？ たっ、タカシ！！(//////)」
タ「口が半開きになってたぞ？ 一体何の……あ………かなみ、そ、その格好………(////////)」
か「え……あっ………！(////////////////)」
タ「け、結局着たんだ…ま、まあ確かに、防御力は魔法の鎧クラスだけど……(////////)」
か「な、なっ、何じろじろ見てんのよっ、こ、このスケベ！(/////////////////////)」
バキッ!
タ「ひでぶ」
かなみのこうげき！ タカシに285のダメージ！
か「か、勘違いしないでよねっ！ あ、あ、アンタのために着たわけじゃないんだからっ！(//////////////////////////)」
タ「…ってぇ…わ、わかってるわい！(//////)」
か「〜〜〜！ もっ、もう帰る！(こ、これ以上は、視線に耐えられないよ…っ！///////////////////////////////)」
かなみはきびすをかえした。
タ「あ！ …か、かなみ！」
か「(ピタッ)……な、何よっ……(/////////////////)」
タ「な、何だ、その…に、似合ってるぞ！(////)」
か「〜〜〜〜！ あ、あ、あ、アンタに言われても嬉しくないわよっ！(////////////////////////////////////)」
かなみのこうげき！ かいしんのいちげき！ タカシに351のダメージ！
タ「あべし」

翌日。

タ「あ、おはようかなｍ…あれ？」
か「な、何よ……(//////)」
かなみ　Eまほうのよろい
タ「……昨日のアレは(バキッ)モルスァ」
か「う、うるさい！ アンタには関係無いでしょ！？」
タ「何だ…ところで、どうして？」
か「う、……うるさいわよ……(た、タカシ以外に見せたくないからに、決まってるじゃない…//////////////)」

続く。



ツンデレクエスト３　その１８


海賊の家。
地下某所。

＊「ど、どうしよう勝美ちゃぁん…こ、このままじゃ二人とも出られないよ……わたしたち……死んじゃうのかなあ…グスッ」
＊「馬鹿なこと言うんじゃねえ！ 階段埋められて閉じ込められただけじゃねぇか！ 食糧だってあるし、掘ってればいつか出れんだろ！」
＊「グス…伝説の勇者に会いに、アリアハンに向かってたのに……なんでこんなことに……」
＊「わ、悪かったな方向音痴でっ！(////)」

地上。

か「タカシ、オーブ探し終わったら、海賊なんて全員叩き潰すわよっ！」
タ「おまｗｗｗｗｗあの人数相手にどう闘えとｗｗｗｗｗｗｗ」
ち「……文句言うな………勇者のつとめ…………」
み「軟弱者め…あの程度、軽くあしらえなくてどうする！」
タ「そんな理不尽ｗｗ………ん？」
あ「どうしたのバカシ？」
タ「バカシ言うなって……いや、何かその辺りから声がしたような……」

＊「グス……えーん…おかあさ〜ん…」
＊「泣いてないでお前も掘れ！ スコップそこにあんだろ！」

い「ホントやな…なんか、そこらへんから…」
ち「…………地下室………？」
タ「よし梓出番だ、ここ掘れわんわ（ドガッ!）あべし」
あ「なにさせるんだよ！ 自分で掘れ！(//////)」
タ「アイアイサー（´・ω・`）」なんと！ かくしかいだんをみつけた！
なかからなにものかが とびだしてきた！
タ「お？ お？」
＊「やった出られた！ ありがてぇ、アンタら恩に着るぜ！」
＊「た、助かりました…あ、ありがとうございます！」
リ「あ、貴女たち…海賊…？」
このみ「ちっ、ちち違います！ 海賊だなんてそんな…わ、わたしたちはただの旅人で…あ、わたしはこのみと言います！」
勝美「お、いけねぇ…俺ぁ勝美ってんだ。アリアハンに勇者を捜す旅をしてんだが…アンタたちは？」
か「あ…え、えーと…勇者一行、かな…？」
勝「は？」
リ「え、と…つまり、ですね…」
タカシたちはすじょうをあかした。
こ「ええっ！？ じゃ、じゃあタカシさんが、私たちの捜していた……！」
マ「…………そ。正統な、勇者の血統」
勝「ほ、ほら言ったろ！ やっぱ俺の勘は正し…わ、悪かったからじと目で睨まないでくれ…」
こ「で、でも、何だかイメージとは違っ……な、何ですか？」
なんと！ タカシはかんげきのしせんでこのみをみつめている！
タ「い、いや…さん付けで呼ばれたのが初めてで…な、なんか新鮮だったから……」
勝「は、初めてって……お前、仲間内ではどう呼ばれてんだ？」
か「バカタカシ」
マ「愚者」
ち「……間抜け」
み「貧弱者」
リ「奴隷」
あ「バカ勇者」
etc.etc...
タ「………(´・ω・)」
勝「あんだよ、お前本当に勇者か？ 情けねえ…」
こ「か、勝美ちゃん、いくらタカシさんが弱そうでも、そ、それ以上は…」
勝「俺は弱いヤツが大っ嫌いなんだっ！」
タ「………(´;ω;)」
か「ほら、さっさとオーブ探して来なさいよっ！」
み「軟弱者…見つけるまで戻ってくるな！」
タ「…はいはい、わかったよ……どーせ俺なんて……」
タカシはかいだんをおりていった。
い「…で、あんさんたちはどないするんや？ ウチらについて来はるなら、別にほんでもええけど…」
こ「わ、わたしは…勝美ちゃんに任せますけど……あまり…」
勝「へっ、俺も御免だ！ 誰があいつの仲間なんかに…っと、わ、悪ぃ、アンタたちを悪く言うつもりじゃぁ無かったんだが…」
ち「………別に、いいけど……………」
あ(やたっ、ライバル増えなくて済んだ…！////)
ガサガサッ！
あ「……ん？」
勝「っ！ こ、このみっ、伏せろっ！」
こ「えっ？ (ドンッ！)きゃあっ！」
かつみはこのみをつきとばした！
かいぞくA のこうげき！ かつみに39のダメージ！
勝「つっ…！」
こ「か、勝美ちゃん！」
A「ヒャハハハ！ 女だ！ 女がいるぜェ！！」
B「おい見ろ！ それもかなりの上ダマだ！」
かいぞくたちがあらわれた！
か「っ…どうやら、やるしかない、か…みこと！」
み「言われずとも…援護は任せたぞっ！」
C「捕まえろ！ 全員残らずなッ！」

地下。

タ「ん？ なんか上が騒がしいな…」
タ「オーブも見つかったし、引き返すか………(コツン)……ん？ 何だこれ……」

D「お、思ったよりやりますぜ、アニキ！」
A「ちっ…なら、こうするまでだ…！」

み「ぐ…き、きりがないな…！」ち「っ………このままじゃ……………魔力が………足りない……！」
あ「よ、よし、そこの…えと、このみ！ タカシを呼んで……！ あ、危ない！」
こ「！？」
かいぞくAはこのみをはがいじめにした！
こ「きゃぁっ！」
勝「こ、このみっ！」
A「動くなよ…動いたら命の保証は無いぜ？ ククク…」
み「ひ、卑怯者め…！」
B「何とでも言いな！ 俺達は海賊だ…どんな手を使おうが勝ちゃあいいのよ…」
ち「っ…！」
か「くっ！ こ…こんなヤツらに…！」
D「ヒャヒャヒャ！ 久しぶりの女だ！ やりましたねアニキ！」
A「ハッハッハ！ じゃあ、遠慮なく頂くとするか…！」
海賊「ヒャッホオォォゥ！」
み「む、無念…！」

？「………アストロン」

????はアストロンをとなえた！ このみはてつのかたまりになった！

こ「こ、これは…！」
勝「！ まさか、アストロン…さ、最強の防御呪文…！」
い「ほ、ほんなら、まさか…！」

A「なっ…ど、どこから…！」
？「ライデイン」
A「！！！！」
????はライデインをとなえた！ かいぞくAに293のダメージ！
かいぞくAをたおした！
？「…………他愛ない」
九人「！！！」
B「なっ…何者だてめぇ！」
？「貴様等に名乗る名は持ち合わせていない…女を人質にとるような輩にはな」

か「なっ…あ、あれ、タカシ…？」
マ「ま、………まるで、別人…」
ち「………？ ………あのアイテム………」
い「へっ？ ……なっ！ あ、あれは…！」

C「へっ…か、格好つけやがって！ この人数に敵うとでも思ってんのか！？」
タ「敵うだと？ ………ククク……フフフハハハ……ハーーッハッハッハ！！！」
B「な、何が可笑しい！！」
タ「はっは、これが笑わずにいられるかよ…まさか、蟻の大群が竜に勝てるとでも？」

勝「な、なんだ、何持ってるってんだよ！」
い「…あれは、ご、『ごうけつのうでわ』…装備した者は性格が…『ごうけつ』に…」
七人「！！！！」

D「！ い、いい気になるんじゃねぇ！ こっちにはまだこれだけ人質が…」
タ「アストロン」
タカシはアストロンをとなえた！
かなみはてつのかたまりになった！
ちなみはてつのかたまりになった！
リナはてつのかたまりになった！
あずさは(以外同文×6
九人「！！」
海賊「なっ…！」
タ「しくじったな…まさか反射呪文さえもかけないとは」

か「あ、あいつ、まさか一人で…！」
リ「お、おやめなさい！ 貴方一人でどうにかなる相手では…！」

タ「…お前達のミスは三つ…人質の扱いを誤ったことと、俺に気付かなかったこと…」
F「っ、く、くそ…こ、こんなガキが…！」
タ「そして…俺の女たちに手を出そうとしたこと、だ…！」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

九人「！？！？！？！？(/////////////////////)」

G「なっ…な、何だ、この魔力は…！？」
タ「喧嘩の相手を間違えたな…………祈れ」
B「ぐ…こ、殺ｓ」
タ「ギガデイン」
海賊「！！！！！」
タカシはギガデインをとなえた！
かいぞくBに625のダメージ！ かいぞくBをたおした！
かいぞくCに639のダメージ！ かいぞくCをたおした！
かいぞくDに618のダメージ！ かいぞくDをたおした！
かいぞくEに653(以下同文×47
かいぞくたちをやっつけた！ 35000のけいけんちをかくとく！
8000ゴールドをてにいれた！

タ「ち、…張り合いのない…」
九人「…………(た、タカシの女、タカシの女、タカシのオンナ……///////////////////////////////)」

翌日。
船内タカシ部屋。

タ「…ふぁーあ、あ……よく寝た…」
タ「んー…あれ？ 俺、昨日何したんだっけ……？」
タ「確か、海賊のアジトで、オーブと一緒に変な腕輪拾って…えっと……？」
タ「ま、いいか。さて、今日の朝飯は何にすっか…」
ガチャ
タ「……(ﾟдﾟ)」
勝「こっ…こっち見んな！(////////)」
タ「いや、かなみたちのは見慣れてるけど…なんでお二人までここに、しかもネコミミで…」
勝「う、うるさい！ いちゃ悪いか！(////////////)」
こ「あ、あれから考えて…や、やっぱり、仲間にしてもらおうと…べ、別にタカシさんに好意があるとか、そ、そんなんじゃありませんからっ！(////////////)」
タ「い、いいけど…や、やっぱり、これは撫で撫でしろってこと…？(////)」
九人「……はっ、早くして(しろっ)！(////////////////////////)」

（省略されました…すべてを読むにはここにギガデインしてください）

かつみがなかまになった！
このみがなかまになった！
オーブがすべてそろった！


続く。



ツンデレクエスト３　その１９


地球のへそ。
レベル上げ中の御一行。

まもののむれがあらわれた！
か「地獄の騎士…素手や剣にはつらいわね…」
あ「う…このままじゃ、ボクは出番無しかな……」
み「む…ちなみ、とりあえずあのヨロイを剥がしてくれ」
ち「…了解…………ルカナ…」
タ「『くさなぎのけん』！」
タカシはくなさぎのけんをつかった！
じごくのきしたちのしゅびりょくが50さがった！
ち「…！ ……よ、余計なこと………するな………バカシのくせに……！」
タ「あ、いや、あるものは使った方がいいかなと…(汗」
マ「……！ いずみ、後ろ！」
い「(ズガッ!)っ、うぁ…！」
じごくのきしのこうげき！ つうこんのいちげき！ いずみに96のダメージ！
い「く…し、しもた…油断した……！」
こ「だ、大丈夫ですか！？」
リ「今、わたくしが回復を！ ………ベホ…」
タ「ベホマ！」
タカシはベホマをとなえた！ いずみのHPがかいふくした！
リ「なっ…な、何をなさっているのですか！ 回復はわたくしたちの仕事ですわよっ！！」
タ「い、いや悪い、反射的に…」
み「と、とにかく反撃だ…行くぞかなみ、勝美！」
か「う、うん！ …いくわよっ！」
勝「久しぶりの戦闘…腕が鳴るぜ…！」
みことのこうげき！ じごくのきしAに98のダメージ！
かなみのこうげき！ じごくのきしBに126のダメージ！
かつみのこうげき！ じごくのきしCに135のダメージ！
タカシのこうげき！ じごくのきしAに103のダメージ！ じごくのきしAをたおした！
じごくのきしBに80のダメージ！ じごくのきしBをたおした！
じごくのきしCに67のダメージ！ じごくのきしCをたおした！
まもののむれをやっつけた！
勝「てっ、てめぇ！ 何てマネしやがる！」
み「き…貴様！ わ、私の獲物を横取りしおって！」
か「わ、私のも…な、なんてことしてくれんのよ！」
タ「し、しかたないだろ、俺の装備は炎のブーメランだし、それに、言っちまえば誰が倒しても関係が…」
か「き、気分の問題でしょ気分の！ な、なによ！ だいたい私はさっきもやられたのよ！？」
タ「それは素早さの関係上仕方が」
マ「…………次が来た」
まもののむれがあらわれた！
タ「おわ！ あ、後にしてくれ後に！」
か・ち・リ・み・勝「っ……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」

ランシールの宿。
タカシ部屋。

タ「……で、俺は何で縛られてんだ…？」
か「う、うるさいっ！ 自業自得よ！」
タ「いや別にそれほど悪いことをした気は(ピシャン！)あべし」
リナのこうげき！ タカシに18のダメージ！
(リナ　Eはがねのむち)
リ「わ、わたくしたちの仕事に手を出した報いですわ！」
勝「そ、そうだ！ 人の獲物を横取りしやがって…！」
タ「いや経験値的に問題は(ピシャン！)ひでぶ」
み「だ、黙れタカシ！ き、貴様に厳罰を言い渡す！！」
タ「ホイミ＋攻撃の無限鞭地獄は勘弁してください……」
か「そ、そんなんじゃないわ…も、もっと簡単、だから…(////////)」
タ「へ？」
ち「これ…………つけて………(////////)」
つ【ぬいぐるみ】
タ「………はい？」
五人「……………(////////)」
タ「え、これ…着ろと……？」
か・み・勝「も、もたもたするなっ！ 早くしろっ！(///////////)」
タ「わ、わかったって！ …ったく……ブツブツ……」
タカシはぬいぐるみをそうびした！
五人「！！！！(////////////////)」
タ「っと、なんだこれ…グリズリーか？ やけに毛皮の厚い…」
か「う、動くなっ！ ば、罰は終わってないのよっ！？(た、タカシがくまさんの格好を…///////////)」
タ「まだあるのか…で、どーすりゃいいんだ？」
勝「お、お前は黙ってそこに立ってろ！(あ、あのあったかい毛皮、しかも中身はタカシ…あ、ああ、…ついて来てよかった…//////////////)」
タ「りょ、了解…(い、一体何をさせるつもりだ…？)」
み「う…さ、最初は、ちなみからだったか…(////////////)」
タ「？ …？」
ち「………………(/////////////////////)」
ギュッ
タ「え、ちょっ、ち、ちなみっ！？(////)」
ちなみはタカシにだきついた！
ち「…………ぬ、ぬいぐるみは………しゃべらない……………もの、です………(////////////////////////)」
タ「なっ、これっ(////)」
ち「…………………(///////////////////////)」ふかふかふか
ちなみはタカシをふかふかした！
タ「え、と……これ、罰なの…かな…？」
ち「……な、名付けて……………ぬ、『ぬいぐるみ』………『ふかふかの刑』………………(///////////////////////////)」ふかふか
四人「………(//////////////////////////)」
タ「……ど、どんな罰なの？」
ち「………こ、こんな、情けないかっこで………某はちみつくまさんと、同じ扱いを受ける………た、タカシに相応しい、屈辱的な…………罰です…(//////////////////////////////)」ふかふか
タ「……なんか、あまり罰じゃないような気が」
ち「ばっ、罰です……！(////////////////////////////////)」ふかふか
タ「そ、そうか…」
ち「……そう、です………(/////////////////////////////////)」ふかふか
タ「……」
四人「………(い、いいなぁ…/////////////////////////////////)」
タ「………あー」
四人「…………？(////)」
タ「…まだ胸と背中と右腕が空いてるぞ？(////)」
四人「！！(////////////////////////////////////)」

(省略されました…全てを読むには某はちみつくまさんのぬいぐるみをふかふかしてください)

その後、部屋に来た仲間も交えてふかふか大会なるものが開催されたとかされなかったとか。


続く。



ツンデレクエスト３　その２０


レイアムランドの祭壇。

双子「「今こそ、復活の時…！」」
タカシはオーブをささげた！
タ「こ、これで、伝説の不死鳥が…」
タマゴがわれていく！
リ「う、生まれますわ…！」
こ「こ、これが…不死鳥…！」
ピシピシ…パキィッ！
＊「⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーーーーーーーーン」
????がふっかつした！
双子「(ﾟДﾟ)」
九人「(ﾟДﾟ)」
タ「(ﾟДﾟ)」
＊「こっち見んなお(#^ω^)」
タ「あ、あの…山田…？」
山「さあ、背中に乗るお！ バラモス城までひとっとび…お、おっ？ なんか人数が…(;^ω^)」
タ「え、あ、まさか定員、とか…？」
山「………(;^ω^)」
タ「………」
九人「………」

上空。

山「⊂二二二(;^ω^)二二⊃ブ、ブーーーーーーーーン!!」
タ「ぜ、全員なんて無茶だ！ 三回に分け…お、応答しろスネーク！ スネェー――――ク！！」

山田がなかまになった！


バラモス城。

山「ゼヒ、ゼヒ、ゼィ…げ、限界だお…(;^ω^)」
タ「山田…お前…凄ぇよ…(´;ω;)」
か「こ、ここがバラモス城…タカシ！ 早く行くわよ！(こ、これで無事に勝ったら、アリアハンで……タカシに…！//////////////////)」
ち「………気合い入れろ…………馬鹿勇者……(…勝ったら……告白、するんだ……！//////////////////)」
こ「し、しっかりしてくださいよっ、仮にも、勇者なんですから……(な、何としても、勝ちますっ…そ、そして、できたら……ぷ、ぷろぽーずを…は、はぅぅ…///////////////////)」
タ(なんか戦闘以外の気合いを感じるのは気のせいか…？)

そしてバラモス城内。

ライオンヘッドたちがあらわれた！
(省略されました…責任は改行制限にあります)
ライオンヘッドたちをやっつけた！
勝「ルカナン効果の『くさなぎのけん』が大活躍だな…MP節約になってありがてぇ」
み「このあたりでも、まだ強敵と呼べるモンスターはいないようだ…だが、油断は禁物…」
カチッ
マ「………今の…！」
あ「！ き、気をつけてっ、床にトラップの気配が…」
ガタン！
九人「！！！！」
ゆかはおとしあなだった！
タ「何で俺だけモルスアァ〜〜〜……」
九人「タ、タカシ！！」

城内某所。

＊「む？ こ、この気配…も、もしや、ついに…」
ヒューーーー…ドスン!
＊「！！！」
タ「たっ！ ……つ〜〜…ど、どこだここは？ だいぶ深くまで落ちた気がするけど…」
＊「！！！！！(や、やはりタカシ…！ や、やったぞ！ ひたすら待った甲斐があった…！////////)」
タ「やべ、真っ暗だな…たいまつは持ってないし……」
＊「こ、困っておるようじゃな、旅の者よ…(////)」
タ「！ だ、誰だ！」
＊「そ、そう警戒するでない！ 儂は魔物ではないわ…メラ！」
????はメラをとなえた！
へやがあかるくなった！
タ「おわっ……って、あれ？ 女の子…？」
まつり「わ、儂の名は纏じゃ。魔王の城を探索しておったところ、主と同じく罠にかかってのぅ…(ほ、本当は主が来るのを知って先回りしておったのじゃが、な…//////)」
タ「そ、そうですか…それで「む、敬語はいらぬぞ」っと、じゃあ、出口とかは？」
ま「…それが、よくわからぬのじゃ…壁にも床にもスイッチが無くてのぅ…(と、当然じゃ！ 二人きりで密室になれると読んでここに隠れたのじゃから…////)」
タ「げ、八方塞がりか…ま、おとなしく救援を待つしかないか」
ま「お気楽な奴め…そ、そうじゃお主、これから魔王に挑むつもりか？」
タ「え？ あ、まあ、はい」
ま「そうか…な、ならば、これをくれてやる！」
つ【ふしぎなくすり】
タ「これは…？」
ま「そ、それは家伝の秘薬でのう…飲み干せば一時的にじゃが、天を裂き地を砕く最強の戦士の出来上がりじゃ！」
タ「本当！？ サンキューまつり！ じゃあ早速…」
タカシはびんをあけた！
ま「ま、待て待たんか！ 誰が全部飲んでいいと言った！ 一口だけじゃ！」
タ「え？ 全部飲むんじゃ…」
ま「お、お主ごときに全て飲ませるわけ無かろう！ 何、一口でも十分効果覿面じゃ…あ、有り難く飲め！(////)」
タ「そ、そう？ じゃ、一口だけ…」
ま(や、やったぞ…あの薬、実は少量の場合のみ、強力な媚薬となるのじゃ…！////////)
タ「…いただきます…」
ま(こ、これでやっと、タカシの伴侶に…あ、ああ待て先ず魔法で布団を準備せねば！ そして枕を二つ並べてそれからそれから…//////////////)」
＊「うりゃぁぁぁ！」
ドゴン！！
ま「！？！？！？」
タ「！！！！！！！」ゴクッ！！
なんと！ かべが くだけた！
勝「ふう…手間取らせやがって！」
ま「な、なんじゃお主らは！」
み「そこの男の仲間だっ！ 全く、あんな罠にかかるとは…未熟者め！」
か「ほんっとに…何してんのよ馬鹿！ さっさと行くわよ！」
タ「……やべ…飲んじった…」
ま「！！ な、なんじゃとお主、まさか全部飲んだのか！？」
タ「……………」コクリ
ま「な、何ということを！ 一口でないと本来の効果が出んというに！」
タ「ほ、本来の効果って…(ドクン！)……っぐ……こ、れ…は……！？」
タカシは くるしそうだ！
あ「！！ タ、タカ…ちょっとお前っ！ タカシに何飲ませたんだよ！」

バラモス『この だいまおうバラモスさまにさからおうなど みのほどをわきまえぬ ものたちじゃ』

リ「なっ…こ、この声…まさか…！」
バラモスがあらわれた！
ま「ぬ…来たか魔王め……じゃが、この男には手を出させん…！」
バ『もはやふたたび いきかえらぬよう そなたらのはらわたを くらいつくしてくれるわっ！』

タ「スタープラチナ・ザ・ワールド！(時は止まる)」ドー――――ン！！！！

十人＋バ「！！！！！！」
じかんが とまった！
タ「やれやれ…間に合ったぜ…」
タ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ！！」
タカシのこうげき！ バラモスに9999のダメージ！
タ「そして時は動き出す」
じかんが うごきだした！

バ『馬鹿なッ！ このバラモスが…このバラモスがァー―ッ！』

十人「！！！！」
タ「纏の薬…すばらしい効果だった…これで……やっと…！」
バラモスをたおした！
あたたかいひかりが あたりをつつむ…

続く。


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